自慢の旦那さん像
- somatoya

- 2024年6月10日
- 読了時間: 3分
今日保育園のお迎えを追えて子供を追いかけながらの帰路、
お向かいから、同じクラスの子のパパママが二人で歩いてきて、あちらもお迎えだなと認識したその横目で私は見た。
パパとママが仲良く手をつないで歩いているのを。
つないでるわ!手をつないだまま歩いているわ!結構人いっぱいいるけど、これは、これは、普段から手をつないで歩いていらっしゃるってことね!
仲がよくて良きかな!!ちょっとうらやましい!
あぁ~でも直視できない、なんか見ちゃいけない気がする!
仲良く手をつないだまま、私たちの横を通り過ぎ、「こんにちは~」と挨拶されていった。
子供を追いかけるのに必死で気付いてないというテイで「あ、こんにちは!」とすれ違い際にご挨拶いたしました。
このご夫婦のほかにも、子供の保育園のパパママで、朝子供を二人で保育園に送ってから手をつないで出勤される方々を私は知っています。
出勤されていく方向が自分と同じため、彼らの横を通らず後ろから、「適切な」距離を保って駅まで歩く私。
ほんの5、6年前、男性が抱っこ紐に子供を入れて通勤するのを見て、時代だ、と思ったのですが、
子供が生まれてから見るに、最近のパパ勢、保育園の送り迎えをするのは結構普通です。特に東京は多い。人口が多いからそういうパパも多いというのもある。
我が息子たちが通う保育園で見るに、平日の保育園の行事にも積極参加されている。
保育園の保護者会に両親そろって参加されるだけではなく、パパだけ参加することもある。パパだけ参加する人がまぁまぁな割合いるので、アウェーでもなんでもない。
うちの夫も一人で参加する(うちは長男と次男で日程をわけて分担する)。
育児をする男性はマジョリティになりつつあるからこそ、結婚したい男性像、よき旦那様像も変わりつつあるように思います。
仕事もし、家庭に関わり育児をこなし、それができてやっと「他人様に話せる(自慢の)夫」となるわけです。
そこに、そこによ。
私は思う。
仕事もし家庭に関わり育児をこなし、妻と手をつないで歩く仲睦まじい夫婦関係を築ける夫。これぞ令和の「他人様に話せる自慢の夫」なんじゃないかって。
結婚前の方と、結婚間もない方にとって夫婦で手を繋いで歩くなんて難しくないと思われるでしょ。私も思ってた。
年をとっても手を繋いで歩けるようになりたいね、などと言ってましたよ。
今でも勿論同じように思っているよ。
でも子供が生まれてありがたいことに二人も生まれて、子供を追いかけて歩く毎日で、あなたと手をつないだのなんていつでしたっけ…今さら手をつなぐなんて恥ずかしっ。できないっ。もうこれはお互い高齢になってお互いをお互いの支えにして歩くようになってからの手つなぎかしらって思っている今。
普段親としてしか見ていないご夫婦の、男女の感じ。
あのパパママが恥ずかしいことはひとつもなく、恥ずかしいと感じてしまうのは私の心の状況なのです。
そして言おう、そうだ、羨ましい、と。

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