独り立ちへの一歩
- somatoya

- 2024年7月21日
- 読了時間: 2分
息子たちの通う体操教室に、長男と同じ3歳から始めて同じく通っている男の子がいます。
我が家は体操教室に通うのは週に1回なので、その子と長男が会うのも週に1回だけ。
保育園と違って体操教室では共同作業がないので、子供同士が体操教室で仲良くするということもレアかなと思うのですが、
長男とその子は体格も似通っているので同じグループで動くことが多いからか、最近少しずつ近付きつつあります。
世間話をしたり挨拶するような大人のコミュニケーションは持ち合わせていないので、
たまに顔を見合わせては笑ってみたり、並んでいる時に肩を持ってみたりくらいのささやかな交流ですが、
短い時間の交流だからこそお互いストレスなくいい時間を過ごしているような気がして、私は彼らがコンタクトをとっているのを嬉しく思っています。
というのも最近は、年中の長男は保育園で色々と思うようにいかないことが多いらしく、
夜寝る時になると悲しかったことを聞いて欲しいとか、
〇〇がいつも悪いことする、とか、
みんな長男のことは好きじゃないんだ、とか←!
ため息混じりに話す5歳児を、
親としてはよく育ったな…という感慨深さと若干の不安とで入り混じった気持ちでいるので、
平和な時間を現実目にできるとうちの子は大丈夫、という安心材料になっているという。
うちの子は大丈夫ってのは何が大丈夫なのか…これはいい表現ではない気がする。
自分だって保育園時代、親の知らないところで人知れず傷つき、階段を少しずつ上ってきたわけで、それと同じことが我が子にも当然あると頭では分かりつつも、
いつも笑わせてたくてただただ可愛くて仕方なかった赤ちゃんの頃がそんなに遠くない昔なので、悲しかったみたいな話を聞くとどうにかならないかと不安になってしまう。
歩き始めたばかりの長男の動画を見返せば
生きていくための大きな一歩は親が手伝うのではなく自分で動いた一歩であった、と、思うのですが。

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