時間拘束給
- somatoya

- 2024年10月3日
- 読了時間: 3分
最近知り合いから、夫の残業が多くて心配‥という声を聞きました。
いやぁ心配よねぇ。ほんと。
だめよ残業多いのは。
たまたま残業が多い時期だったってことならわからなくもないけど、いつも残業してますってのはね、それは残業じゃないの。
通常よ。通常運転よ。
定時ってのは雇用契約書上の、紙きれ上の、数字ね。
月月火水木金金を地でいく企業の、通常よ。戦中戦後よ。いつの時代よ?
・・・あ、もしかして経営者か個人事業主でいらっしゃる?
雇用契約じゃなくて委任契約か請負契約の方?
あ~らそれはねぇ・・・下請けいじめとかじゃなければ、それはもう自分でどうにかなさい。
雇用契約じゃない人はね、金をとるか健康をとるかの世界よ。
私は1社目がグローバル大企業、2社目が社員数15名の小企業で現在個人事業主です。
1社目と2社目は起業規模のギャップはかなりありますが、2社目は残業が殆どなく、1社目より労働時間が明らかに短かったので健康でもありました。
2社目も色々あったんで、個人事業主になってからは2社目より健康です。
稼ぐ金額は1社目>個人>2社目
個人事業は波があるので2社目や1社目と逆転する可能性は勿論ありますが、個人事業主を2年やって今のところの数字。
体感コスパは個人>2社目>1社目かな。
個人の方はどこでもできる、いつでもできる、働いた時間=金ではないというところが気に入っています。
従業員をやっていたときは、いくら働いても、いくら顧客が増えても、それで給料がすぐに上がるわけではなくて、ただただ、かかった時間に給料が払われることが嫌でした。
仕事が遅くて残業をいっぱいつけている従業員より、何とか早く終わらせようと努力している自分の方が給料が少ないのが嫌でした。
長く働いた方が給料が出る仕組みじゃなくて成果報酬ってよく言われますが、
本当の成果報酬の行く先は、雇用契約じゃなくて全員業務委託方式な気がする。
残業が多いと、私もそうだったですが、疲れて冷静な判断ができなくなります。
冷静になれば、自分のためには転職するか休むか、力があれば自ら交渉して業務負荷を減らすかするのがデキる大人の方法なのに、
ただ毎日疲弊するだけの人になります。
元気な時に転職すれば昇給できるのに
疲弊してから転職すると減給すると、冷静であればわかるのに。
最近は上場するのに労基を守ってるかどうかがすごく煩いので、ベンチャーや中小企業は上場を目指す過程でホワイト企業になるらしいんですよ。
だから上場目指してて、上場目指してるっていっても来年には上場審査くらいの超直前期は労働環境よくて転職におすすめ。上場直後もおすすめ。
あとは従業員が日本人だけじゃなく多国籍従業員もよいと思われる。日本人いっぱいのところはみんな頑張りがち。
社長自身が子育てしてるところもよさそう。サイボウズとか働きやすいとよくいいますね。
フリーランスは子育て世帯にはお勧め。
でも産休育休手当など、雇用保険をベースにしたものはないので、そういうライフイベントを考えている人はとってからフリーランスになるか、保険でカバーするか。
私は2社目のときにはすでに働き方が個人事業主みたいなものだったので、産休育休は子供1人出産につき3か月ずつしかとりませんでしたが、つまり個人事業主だったとしても3か月くらいは休めたということですね。
本当に休めたかって言われたら全然そんなことなくて、病室でPC持ち込んで作業してましたけど。
ただ出産はそれで自分が死ぬこともあり得るので、その時の仕事の引継ぎ先はあったほうがいいかもしれません。

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