子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本
- somatoya

- 1月14日
- 読了時間: 3分
お勧め度…★★★★☆
読まなくてもいいけど、余裕があったら読んでみてなんか少し実践してみたら違うかもしれない。
電車でも広告が出てるやつ。本屋の平積み。
日経の紹介だったか忘れましたが一度見て、読みたいというか読んでおいた方がいいかなと思って買っていましたが読み終えました。
この本では一貫して、
「子供の気持ちを代弁して共感してください」
ということが書かれています。
あともうひとつは、
「自分の気持ちに素直になって回りくどいことをせずに自分の気持ちを子供に伝えてください」です。
前者の方は具体的には、特に2~5歳くらいの、言葉がうまく出てこない子供に対して
特に泣いているときに
悲しかったんだね
とか、
悔しかったんだね、辛いんだね、などと子供の立場に立って代弁すること。
どういう気持ちなのか想像して言葉にしてあげることだそうです。
NG例は
どうせ疲れたんでしょ
眠いんでしょ
だそうです。
実際には疲れていて眠いんだとしても、もし何かで癇癪を起しているのであれば別のひっかかりがあるので、そっちのひっかかりの方を見てあげるとよいそうな。
なるほど。
決めつけないであくまで共感という部分が重要とのこと。
共感してもらい気持ちを言葉にしてもらうことで子供自身が落ち着き、自分の気持ちを言葉にして伝えてくれるようになるらしい。
後者の自分の気持ちに素直になって…、というのは、
あぶないからやめなさい!とか、ご迷惑になることはよしなさい!みたいな、
他人や世間が正とすることを振りかざすのではなくて
ママは○○ちゃんがけがをするんじゃないかと思って不安になっちゃうからやめてほしい。
他所の人にぶつかるかもと想像したら○○ちゃんが怪我したりケガさせたりするのを想像してしまって、ママが怖い気持ちになってしまうからやめてほしい。
というような、
自分を主語に気持ちを話すこと、そして親が自分の気持ちに正直になること(親自身がただ世間体を気にしているだけだったとか、そういうことに気付くこと)。
これによって子供は共感しやすい、また正直な人間関係を親子の間で構築できるようになるそうです。
何が正なのかわかりませんが、なんでもとりあえずいいと思ったらやってみる質なので、ただいま実践中。
この2点以外にも子供に移動を促すときには5分前くらいから事前のお知らせをする、というのもあって、これは長男にも聞いてみたところ
「事前のお知らせがあったほうが突然言われるよりいい」ということだったので頻発しています。
保育園の朝支度も10分前から5分前、3分前、とお知らせしてやるようになったら割とスムーズに。
…何度かやってると効かなくなる可能性大ですが。
子育て本は世の中いくつもありますが、こちらに関しては突飛な、おかしなことは書いてなかったです。
読んでみたいと思ってる方は忘れないうちに、是非。

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