たかが一回の料理
- somatoya

- 2024年7月2日
- 読了時間: 2分
昨日夕飯で新じゃがの煮っころがし(醤油と砂糖で甘いやつ)を作ろうとしたら、初めて作ったせいで油の量と砂糖の量が多くて大学芋みたいなのができてしまいました。
別にまずくないし長男がおいしいおいしいと食べてくれたので問題ありません。ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 (※)
という本があるのですが
失敗したっていい、たかが1回の料理
結婚当初私が心の支えにした言葉です。
そんなに料理できないほうじゃなかったけど、すんごいしょっぱい煮卵作ったあれは失敗だった。
昨日は大学芋もどきとともに、ザーサイの分量を間違えて塩分の致死量かというきゅうりの副菜も作ったよね。
安いんだもん中華食材。一回買ってみたかったんだよあのザーサイ。
もう間違えないよ。人間は失敗から学ぶのよ。料理なんていくら失敗してもちょっと材料無駄になるくらいで誰もわたしを批難しないところがいいですね。
(批難するような家人とは一緒に暮らさないほうがいいですね)
会計士試験をしていた大学時代に一人でごはんとみそ汁を家で食べて終わった悲しみの誕生日を過ごして以降、毎年自分の誕生日は何か特別なことをしないとダメだと思っていて、
20代の頃は歌舞伎行ってみたり(今も時々行く)ポールダンスもどきの体験教室に行ってみたり(マジで腹筋が無くて無理)いろいろしたけど、今は新しい料理に挑戦することで抑えています。
新しいことを何か、常にやっていないとダメなんじゃないかという焦燥感にかられる病気にも効く。
なお最近の長男のおいしいの表現は「お味がた~っぷり」です。
次男は気に入ったものはわき目をふらずに黙々と早く食べるタイプ。噛んでない疑惑。今は刺身が一番好き。
夫が「これおいしい」というやつは大抵出汁が効いた薄味のやつで、つまり義理母の料理に近いやつです。
料理といえば東京ガスのCM何本か見ると泣けるので泣きたいときにおすすめ。
お母さんシリーズが多かったけどお父さんもある。外食も作り置きサービスもスーパーの総菜もOK、でも家庭料理だけは譲れないのはなんでだろう。
私も死ぬ前に食べるなら母の料理がいい。味の素の顆粒出汁で作ったみそ汁でいい。
(※)表題は5年前にこれでよかったかどうかはわかりません。
原題:The Kitchen Counter Cooking School

コメント